淡雪

あわゆき (旧仮名:あはゆき)
三春 4音 天文

傍題(子季語)

沫雪 (あわゆき) 4音 泡雪 (あわゆき) 4音 綿雪 (わたゆき) 4音 たびら雪 (たびらゆき) 5音 かたびら雪 (かたびらゆき) 6音 だんびら雪 (だんびらゆき) 6音

解説

淡雪は、降ってもすぐに消えてしまう春のはかない雪です。「春の雪」と本意は同じですが、「淡雪」というとそのはかなさが一段と強く感じられます。冬の雪とは違い、どこか明るく晴れやかな印象がある一方、降ってもほとんど積もらない雪を惜しむ気持ちも込められています。

「泡雪」「沫雪」などとも書き、古くは『万葉集』にも「沫雪のほどろほどろに降り敷けば奈良の都し思ほゆるかも」という歌が収められています。

例句

  • あはゆきのつもるつもりや砂の上

    — 久保田万太郎

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