あられ
三冬 3音 天文

傍題(子季語)

急霰 (きゅうさん) 4音 玉霰 (たまあられ) 5音 初霰 (はつあられ) 5音 夕霰 (ゆうあられ) 5音 雪あられ (ゆきあられ) 5音 氷あられ (こおりあられ) 6音

解説

霰は小さな氷の塊が降ってくるもので、冬に多く見られます。唐突に降りだし、屋根や地面に当たってたてる、ぱちぱち、こつこつという音が印象的。「玉霰」という美称でも呼ばれます。

雹(ひょう)も同じく空から降る氷の塊ですが、こちらは夏の季語。霰が直径2~5mmほどなのに対して、雹は5mm以上のものを指します。

例句

  • あられせば網代(あじろ)の氷魚(ひを)を煮て出さん

    — 芭蕉

  • いざ子ども走(はしり)ありかむ玉霰

    — 芭蕉

  • 呼かへす鮒売(ふなうり)見えぬあられかな

    — 凡兆

  • 磐石をめがけて霰降り集ふ

    — 山口誓子

  • 夕霰枝にあたりて白さかな

    — 高野素十