椿

つばき
三春 3音 植物

傍題(子季語)

山茶 (つばき) 3音 落椿 (おちつばき) 5音 白椿 (しろつばき) 5音 玉椿 (たまつばき) 5音 散椿 (ちりつばき) 5音 紅椿 (べにつばき) 5音 八重椿 (やえつばき) 5音  藪椿 (やぶつばき) 5音 山椿 (やまつばき) 5音 雪椿 (ゆきつばき) 5音 乙女椿 (おとめつばき) 6音 一重椿 (ひとえつばき) 6音 つらつら椿 (つらつらつばき) 7音

解説

椿は梅や桜とともに春を代表する花の1つ。つやのある濃い緑の葉と紅色の花が印象的な常緑樹です。

椿といえば、まず紅色・一重咲きの藪椿を思い浮かべる人が多いでしょう。椿の種類は、ほかにも花びらの白いものや、八重咲きのものなどさまざまで、白椿、八重椿など、特徴に応じた呼び方があります。

桜のように花びらが少しずつ散っていくのではなく、花が丸ごと地に落ちるのも特徴的で、「落椿」という傍題を使った句も多く詠まれています。

例句

  • 椿落ちてきのふの雨をこぼしけり

    — 蕪村

  • 鵯の嘴入るる椿かな

    — 浪化

  • ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に

    — 高浜虚子

  • 落椿とはとつぜんに華やげる

    — 稲畑汀子

  • はなびらの肉やはらかに落椿

    — 飯田蛇笏

  • 赤い椿白い椿と落ちにけり

    — 河東碧梧桐

  • いま一つ椿落ちなば立去らん

    — 松本たかし

  • 落椿われならば急流へ落つ

    — 鷹羽狩行

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