涅槃会

ねはんえ (旧仮名:ねはんゑ)
初春 4音 行事

傍題(子季語)

寝釈迦 (ねしゃか) 3音 涅槃 (ねはん) 3音 仏忌 (ぶつき) 3音 お涅槃 (おねはん) 4音 涅槃絵 (ねはんえ) 4音 涅槃忌 (ねはんき) 4音 涅槃図 (ねはんず) 4音 団子撒き (だんごまき) 5音 涅槃粥 (ねはんがゆ) 5音 涅槃講 (ねはんこう) 5音 涅槃像 (ねはんぞう) 5音 涅槃寺 (ねはんでら) 5音 涅槃の日 (ねはんのひ) 5音 涅槃仏 (ねはんぶつ) 5音 涅槃変 (ねはんへん) 5音 去りし仏 (さりしほとけ) 6音 鶴の林 (つるのはやし) 6音 二月の別れ (にがつのわかれ) 7音 仏の別れ (ほとけのわかれ) 7音

解説

涅槃会はお釈迦様が亡くなった日にちなんで行われる法要です。こうした忌日の季語の本意は、故人の遺徳をしのぶことです。

お釈迦様の入滅は旧暦2月15日とされ、この日は満月にあたります。

新暦の2月15日、または3月15日ごろに営む寺が多く、法要では、お釈迦様が沙羅双樹の下で息を引き取る場面を描いた涅槃図を掲げ、亡くなる前の最後の教えとされる経典を読誦します。

例句

  • 神垣やおもひもかけず涅槃像

    — 芭蕉

  • 涅槃会や花も涙をそゝぐやと

    — 素堂

  • おん顔の三十路人なる寝釈迦かな

    — 中村草田男

  • 土不蹈ゆたかに涅槃し給へり

    — 川端茅舎

  • 葛城の山懐に寝釈迦かな

    — 阿波野青畝

  • 近海に鯛睦みゐる涅槃像

    — 永田耕衣