傍題(子季語)
小萩 (こはぎ) 3音 野萩 (のはぎ) 3音 萩見 (はぎみ) 3音 白萩 (しらはぎ) 4音 萩散る (はぎちる) 4音 萩の戸 (はぎのと) 4音 萩むら (はぎむら) 4音 萩原 (はぎわら) 4音 山萩 (やまはぎ) 4音 括り萩 (くくりはぎ) 5音 こぼれ萩 (こぼれはぎ) 5音 玉見草 (たまみぐさ) 5音 月見草 (つきみぐさ) 5音 萩の花 (はぎのはな) 5音 萩の宿 (はぎのやど) 5音 初見草 (はつみぐさ) 5音 古枝草 (ふるえぐさ) 5音 乱れ萩 (みだれはぎ) 5音 鹿妻草 (しかつまぐさ) 6音 鹿鳴草 (しかなきぐさ) 6音 宮城野萩 (みやぎのはぎ) 6音 萩の下風 (はぎのしたかぜ) 7音
解説
萩は日本の秋を代表する花であり、秋の七草のひとつです。
根元のほうからたくさんの長い枝が伸び、その先にいくつもの小さな花をつけます。重みでしだれ、風に揺れるさま、そして可憐な花がこぼれ散るさまは、秋らしさを体現するかのようであり、その趣が古くから愛されてきました。
宮城野萩、山萩など、外観の似たいくつかの種類の総称ですが、多くの句ではとくに区別せずに「萩」として詠まれています。
例句
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しら露もこぼさぬ萩のうねり哉
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一家(ひとつや)に遊女もねたり萩と月
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行き行きてたふれ伏すとも萩の原
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白萩のしきりに露をこぼしけり
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手に負へぬ萩の乱れとなりしかな
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萩の風何か急(せ)かるる何ならむ
