新酒

しんしゅ
晩秋 3音 生活

傍題(子季語)

聞酒 (もんしゅ) 3音 利酒 (ききざけ) 4音 早稲酒 (わせざけ) 4音 新走り (あらばしり) 5音 今年酒 (ことしざけ) 5音 新酒糟 (しんしゅかす) 5音

解説

新酒は新米で造った酒。現在では冬に醸造する寒造(かんづくり)が主流になりましたが、以前はその年に収穫した米をすぐに醸造していました。その名残で、今でも晩秋の季語として扱われます。秋の田園の風情や収穫の喜びと結びついた言葉です。

例句

  • 旅人となりにけるより新酒かな

    — 才麿

  • 風に名のついて吹くより新酒かな

    — 園女

  • 三輪山の月をあげたる新酒かな

    — 石嶌岳

  • とつくんのあととくとくと今年酒

    — 鷹羽狩行

  • 新走その一掬(いっきく)の一引(いちびき)を

    — 稲畑汀子