こおり (旧仮名:こほり)
晩冬 3音 地理

傍題(子季語)

凍湖 (とうこ) 3音 結氷 (けっぴょう) 4音 氷塊 (ひょうかい) 4音 氷上 (ひょうじょう) 4音 氷雪 (ひょうせつ) 4音 氷田 (ひょうでん) 4音 氷壁 (ひょうへき) 4音 厚氷 (あつごおり) 5音 氷閉づ (こおりとづ) 5音 氷張る (こおりはる) 5音 蟬氷 (せみごおり) 5音 氷面鏡 (ひもかがみ) 5音 氷点下 (ひょうてんか) 5音 綿氷 (わたごおり) 5音 氷の声 (こおりのこえ) 6音 氷の花 (こおりのはな) 6音 氷結ぶ (こおりむすぶ) 6音 氷の楔 (こおりのくさび) 7音

解説

「氷」は晩冬の季語です。水たまりの凍ったものから、川や湖に張った氷、近年ではスケートリンクまで、さまざまなかたちで句材となっています。

冷たく、硬く、光を受けて美しく輝く。そうしたあり方が多くの句に詠まれているほか、戯れに割って遊ぶ様子や、氷にまつわる音に注目した句などもあります。

傍題の「氷面鏡」は氷が光を反射して鏡のように見えること。「蟬氷」は蟬の羽のように薄く張った氷です。

例句

  • 星きらきら氷となれるみをつくし

    — 闌更

  • くらがりの柄杓(ひしゃく)にさはる氷かな

    — 太祇

  • 草の戸や小田の氷のわるる音

    — 抱一

  • 山河けふはればれとある氷かな

    — 鷲谷七菜子

  • 悪女たらむ氷ことごとく割り歩む

    — 山田みづえ

  • 月一輪凍湖(いてこ)一輪光りあふ

    — 橋本多佳子