師走

しわす (旧仮名:しはす)
3音 時候

傍題(子季語)

極月 (ごくげつ) 4音 臘月 (ろうげつ) 4音 乙子月 (おとごづき) 5音 親子月 (おやこづき) 5音 三冬月 (みふゆづき) 5音 梅初月 (うめはつづき) 6音 春待月 (はるまちづき) 6音

解説

師走は12月の異称です。単に「12月」というよりも、師走のほうが慌ただしく、にぎやかな印象があります。

旧暦では師走が晩冬にほぼ重なっていたので、年明けはそのまま春の訪れでもありました。旧暦12月には「春待月」や「梅初月」といった別称もあります。

「師走」という言葉の由来は不明ですが、年末には新年の準備などで、師と呼ばれるような立場の人も走るほど忙しくなるから、などといわれています。

例句

  • 何に此(この)師走の市にゆくからす

    — 芭蕉

  • 中々に心おかしき臘月哉(しわすかな)

    — 芭蕉

  • 酔李白(すいりはく)師走の市に見たりけり

    — 几董

  • 極月の人々人々道にあり

    — 山口青邨