除夜の鐘

じょやのかね (旧仮名:ぢよやのかね)
5音 行事

傍題(子季語)

百八の鐘 (ひゃくはちのかね) 7音

解説

「除夜の鐘」とは、大みそかの夜に各地の寺院で鐘をつくことです。人が持つ108の煩悩を取り除くために、その数だけつくので「百八の鐘」とも呼ばれます。

夜の12時頃から始まり、すべてつき終えるまでには1時間ほどかかります。厳かに鳴り響く鐘の音を聞きながら、人々は心穏やかにゆく年を送り、新しい年を迎えます。

例句

  • 除夜の鐘幾谷こゆる雪の闇

    — 飯田蛇笏

  • 除夜の鐘闇はむかしにかへりたる

    — 五十嵐播水

  • 百方に餓鬼うづくまる除夜の鐘

    — 石田波郷

  • 旅にしていづかたよりぞ除夜の鐘

    — 福田蓼汀

  • おろかなる犬吠えてをり除夜の鐘

    — 山口青邨