煤払

すすはらい (旧仮名:すすはらひ)
5音 生活

傍題(子季語)

煤湯 (すすゆ) 3音 煤竹 (すすだけ) 4音 煤逃 (すすにげ) 4音 煤の日 (すすのひ) 4音 煤掃 (すすはき) 4音 加年払 (かにばらい) 5音 煤納 (すすおさめ) 5音 煤おろし (すすおろし) 5音 煤籠 (すすごもり) 5音 煤の餅 (すすのもち) 5音 煤日和 (すすびより) 5音 煤見舞い (すすみまい) 5音 年の煤 (としのすす) 5音 煤竹売 (すすだけうり) 6音

解説

新年の準備として、年末に煤や埃を払って屋内を清掃することを「煤払」または「煤掃」といいます。

現代でも年末に大掃除をする慣習がありますが、昔は12月13日の正月事始(しょうがつことはじめ、新年の準備を始める日)に行うことが多く、厄払いや年神様を迎える準備といった宗教的な意味合いを含んだ行事でした。

傍題の「煤竹」は煤払に使う竹のほうきです。お年寄りや子どもなど、参加できない人が煤を避けて別の部屋にこもることを「煤籠」、屋外へ避難することは「煤逃」といいます。「煤湯」は煤払の後に、汚れを落とすためにお風呂に入ることです。

例句

  • 煤はきは己が棚つる大工かな

    — 芭蕉

  • 旅寐(たびね)してみしやうき世の煤はらひ

    — 芭蕉

  • 一函の皿あやまつやすす払ひ

    — 召波

  • 煤掃きてしばしなじまぬ住居かな

    — 許六

  • 煤掃のすめば淋しきやまひかな

    — 石田波郷

  • ゆつくりと入りてぬるき煤湯かな

    — 下田実花