涼し

すずし
三夏 3音 時候

傍題(子季語)

涼 (りょう) 2音 夜涼 (やりょう) 3音 涼意 (りょうい) 3音 涼気 (りょうき) 3音 涼味 (りょうみ) 3音 涼夜 (りょうや) 3音 朝涼 (あさすず) 4音 晩涼 (ばんりょう) 4音 夕涼 (ゆうすず) 4音 涼風 (りょうふう) 4音 宵涼し (よいすずし) 5音

解説

日本では昔から蒸し暑い夏にこそ、ふと感じるひとときの涼しさをとても大切にしてきました。そうした思いがそのまま本意になっているのが「涼し」という季語です。そしてそれは夏の季語全体に通底する本意でもあります。

涼を感じる時間帯などによって傍題にバリエーションがあり、日暮れ時は「夕涼」、日が落ちて間もないときなら「宵涼し」といった言葉が使われています。なお、立秋を過ぎてからの涼しさは「新涼」と呼ばれ、夏の暑さの中で感じる「涼し」とは区別されます。

例句

  • このあたり目に見ゆるものは皆涼し

    — 芭蕉

  • 涼しさや鐘をはなるるかねの音

    — 蕪村

  • 大の字に寝て涼しさよ淋しさよ

    — 一茶

  • どの子にも涼しく風の吹く日かな

    — 飯田龍太

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