傍題(子季語)
赤狐 (あかぎつね) 5音 北狐 (きたきつね) 5音 黒狐 (くろぎつね) 5音 高麗狐 (こうらいぎつね) 7音
解説
狐は知恵のあるもの、そして時には人を化かすような、ずる賢いものの象徴として民話などに登場する動物です。その一方、稲荷の神の使いとして古くから信仰されてきた霊的な存在でもあります。
狐の鳴き声はどこか頼りなく、もの寂しさを感じさせる響きがあり、冬らしい趣を伝える句材となっています。
傍題の「北狐」は北海道などに生息する狐。本州や四国、九州のものは本土狐と呼ばれます。「高麗狐」は朝鮮半島産の狐です。
例句
-
すつくと狐すつくと狐日に並ぶ
-
母と子のトランプ狐啼く夜なり
-
児の泣けばはつと飛び退く狐かな
-
雌狐の尾が雄狐の首を抱く
-
狐を見てゐていつか狐に見られてをり
