猫の子

ねこのこ
晩春 4音 動物

傍題(子季語)

子猫 (こねこ) 3音 仔猫 (こねこ) 3音 親猫 (おやねこ) 4音 子持猫 (こもちねこ) 5音 猫の親 (ねこのおや) 5音 猫の産 (ねこのさん) 5音 孕猫 (はらみねこ) 5音

解説

「猫の子」は春に生まれた子猫を表す季語です。生まれたての小さな命はかわいらしくもあり、この厳しい世界を生きていく、か弱く哀れな存在でもある。そんな愛らしさ、いじらしさがこの季語の本意です。

猫は年に何度か子を産むことがありますが、雄猫の発情期のピークが春頃であるためか、「猫の子」は晩春の季語になっています。

なお、興味深いことに子犬は季語になっていません。子猫だけが季語とされてきたのは、日本人が昔から猫に寄せてきた愛着の表れなのかもしれません。

例句

  • 百代の過客しんがりに猫の子も

    — 加藤楸邨

  • スリツパを越えかねてゐる仔猫かな

    — 高浜虚子

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