邯鄲

かんたん
初秋 4音 動物

解説

邯鄲は秋に鳴く虫の代表種の1つで、繊細ではかなげな鳴き声が特徴です。

コオロギの1種で、体は淡い黄緑色。体長は1センチあまりですが、その2~3倍ほどの長い触覚を持ちます。日本全国で見られ、成虫は8~11月頃に現れます。雄は昼間から鳴き、ルルルルルという連続的な音を発します。

「邯鄲」という名前は中国の故事「邯鄲の夢」にちなむものです。昔、邯鄲という町で、盧生(ろせい)という青年が道士から借りた枕で眠ったところ、ほんのひと時のうちに一生の栄枯盛衰を体験したという話で、人生の栄華のはかなさを表すとされています。

例句

  • こときれてなほ邯鄲のうすみどり

    — 富安風生

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