傍題(子季語)
垂氷 (たるひ) 3音
解説
氷柱は水のしずくが凍って、とがった棒のように軒先や木の枝から垂れ下がったものです。寒さの厳しい地域では地上に届くほど長く大きいものも見られます。
軒をはじめとして、滝、岩、草など、さまざまなものにできた氷柱が詠まれており、日の光に輝くさまや、空の色を映す美しさも句材となっています。
傍題の「垂氷」は氷柱の古い言い方です。他に銀竹(ぎんちく)などの呼び方もありますが、あまり使われていません。
例句
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朝日影さすや氷柱の水車
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松吹きて横につららの山辺かな
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御仏の御鼻の先へつららかな
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世の中を遊びごころや氷柱折る
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みちのくの町はいぶせき氷柱かな
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みちのくの星入り氷柱われに呉(く)れよ
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遠き家の氷柱落ちたる光かな
