後の月

のちのつき
晩秋 5音 天文

傍題(子季語)

姥月 (うばづき) 4音 十三夜 (じゅうさんや) 5音 栗名月 (くりめいげつ) 6音 月の名残 (つきのなごり) 6音 名残の月 (なごりのつき) 6音 後の今宵 (のちのこよい) 6音 二夜の月 (ふたよのつき) 6音 豆名月 (まめめいげつ) 6音 女名月 (おんなめいげつ) 7音

解説

「後の月」は旧暦9月13日の夜に見る月です。満月の2日前の少し欠けた月で、晩秋の冷ややかな空気の中で仰ぐことから、もの寂しい風情があります。

句に詠むときにも、こうした特徴を踏まえて、初秋の「盆の月」や中秋の「名月」とは異なる趣を帯びた月として描くことが大切です。

枝豆や栗を供えて祭ることから「豆名月」「栗名月」とも呼ばれます。

例句

  • 後の月水より青き雲井かな

    — 樗良

  • あつ物に坐敷くもるや后(のち)の月

    — 梅室

  • みちのくの如く寒しや十三夜

    — 山口青邨

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