傍題(子季語)
望 (もち) 2音 三五夜 (さんごや) 4音 十五夜 (じゅうごや) 4音 満月 (まんげつ) 4音 明月 (めいげつ) 4音 望月 (もちづき) 4音 今日の月 (きょうのつき) 5音 月今宵 (つきこよい) 5音 望の月 (もちのつき) 5音 芋名月 (いもめいげつ) 6音 三五の月 (さんごのつき) 6音
解説
「名月」は旧暦8月15日の月を指す季語です。「中秋の名月」とも呼ばれ、この月が一年で最も明るく澄んで見えるとされています。この頃には秋風や虫の音、季節の草花といった風物が周囲を飾り、その美しさを際立たせます。
中秋の名月の夜には、ススキを飾り、団子や芋など、季節のものを供えて祭る風習があります。もとは里芋などの収穫を祝う行事だったともいわれ、傍題の「芋名月」はこれに由来する呼び名とされます。また、「三五夜」、「三五の月」は「十五夜」の15が3×5であることからくる異称といわれます。
旧暦8月15日は、現在の暦ではおおよそ9月中旬から下旬頃にあたります。満月のイメージがありますが、実際の満月はそれよりも1日か2日遅れることも珍しくありません。
例句
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名月や北国日和(ほっこくびより)定めなき
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名月や池をめぐりて夜もすがら
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三井寺の門たゝかばやけふの月
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名月をとつてくれろと泣く子かな
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名月や畳の上に松の影
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名月や門の欅も武蔵ぶり
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けふの月長いすゝきを活けにけり
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今日の月すこしく欠けてありと思ふ
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十五夜の雲のあそびてかぎりなし
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十五夜に手足ただしく眠らんと
